部品の品質を高める効果がある!?酸洗いで金型を洗浄しましょう!


酸洗いとはなにか、金型とは何か知ってますか?

酸洗いは金型を洗浄する手法の一つです。金型の表面に付着している汚れを酸がきれいに洗浄するなどからもメンテナンスに欠かせない存在になっています。金型の洗浄法にはブラスト法と呼ぶ手法がありますが、ブラスト法はきれいに汚れを落としきれないこともあります。その点、酸洗いの場合は表面に付着している汚れを根こそぎきれいに落とすことができるメリットがあるわけです。但し、ブラスト法などと比較するとメンテナンス費用が多く掛かると言うデメリットがあるため、ゴム成形や樹脂成形を行う工場の金型洗浄はブラスト法を利用するケースが少なくありません。金型はゴム部品や樹脂部品を作る時の原形となるもので、金型内部に材料を普及してプレス機で圧力を与えると、金型の形になって部品が完成する仕組みを持つ道具です。金型を高温度に加熱する、プレス機で圧力を与えるなどの使い方をするので材料が熱で劣化したものが表面に付着することも少なくありません。

洗浄せずに使い続けるとどうなるのか

酸洗いは金型をきれいに磨き上げるための手法です。汚れが付着したまま金型を使えば、バリが生じてしまうこともある、材料が上手く流れないのでウェルドが生じる、ショートや切れなどの不良品が多発する可能性も出て来ます。樹脂部品については不良品が生じても粉砕機を使ってリサイクル材料にすることができますが、ゴムは一度加硫すれば2度再利用することができませんので材料を無駄に使うことになるわけです。酸洗いは金型をきれいに洗浄すると同時に不良品の多発を防止することにも繋がります。

メッキや溶接などの前処理として酸洗いは重要な工程ですが、塩酸や硫酸・フッ酸など危険な薬品を使用するので排水施設や排気施設の整った専門業者に委託しましょう。

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